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「インドの科学者」の出典情報

「インドの科学者」中の引用に関する出典情報です。「科学ライブラリー」の性格上、出典情報を克明に明示することはしませんでしたので、ここにまとめて掲載します。読者への参考となりそうな関連情報も含めて示しました。

第1章 植民地時代のパイオニアたち

【3頁及び10頁 ボースの金曜講話に関する記録】
Subrata Dasgupta, Jagadis Chandra Bose and the Indian response to western science, Oxford University Press, 1999, pp.56-59.
B. Mitra, Early Microwave Engineering: J. C. Bose's Physical Researches during 1895-1900, Science and Culture, Vol.50, pp.147-154, 1984.
なお、このときのボースの講演の演題は"Electro-Magnetic Radiation and the Polarization of the Electric Ray"

【4頁 ネビル・モットの発言】
前掲Mitra(1984)の151頁に見える以下の伝聞。Chatterjeeの原資料は筆者の手元にない。
Professor S. D. Chatterjee writes ( The Oracle, 1982 ) "The Nobel-Prize winner Sir Neville F. Mott, Cavendish Professor of Physics, Cambridge University, once remarked to the (present ) writer that J. C. Bose was at least sixty years ahead of his time," "In fact, he had anticipated the existence of P-type and N-type semiconductors".

【5頁 ボースの生誕地】
ボースの少年時代についての逸話はPatrick Geddes, The Life and Work of Sir Jagadis C. Bose, 1920.からとったが、生誕地についてはGeddesがVikrampurとしているのに対して、以下の資料はいずれもMymensinghとなっているので、それを採用した。
・Encyclopedia Britannica
・Biographycal Memoirs of Fellows of the Royal Society, Obit. Not. Fell. R. Soc. 3(8) 2-12, 1940.
・Some Famous Indian Scientists, Tata Institute of Fundamental Research, 2003.
・Subrata Dasgupta, Jagadis Chandra Bose and the Indian Response to Western Science, Oxford, 1999.


【13頁 リービッヒのセリフ、『一国の文化水準は・・・』】
三上の記述は意訳。より正確な訳文については、柏木肇訳「化学通信(二)」、岩波文庫、1952年、71頁を参照。英訳:Justus Liebig, Familiar Letters on Chemistry, 1943, in Letter III.

【13頁 ラーイの愛読書】
自叙伝中の記載箇所は次のとおり:Prafulla Chandra Ray; Life and Experiences of a Bengal Chemist, in two volumes, The Asiatic Society, Calcutta, 1932, pp.29-30. この中で特に「何度も読み返した」と本人が語るのは次の二書。
The Biographical treasury: A dictionary of universal biography by Samuel Maunder. (初版発行年は調査中。1840年には第3版が発行されている。)
Autobiography of Benjamin Franlin. (邦訳は松本慎一・西川正身訳、「フランクリン自伝」、岩波文庫)

【13‐16頁 化学史研究への情熱】
Ray, Life and Experiences of A Bengali Chemist, Vol. 1, pp.115‐122, 1932.

【ベルトローの『中世における化学』】
ベルトローの代表作である"Histoire de Sciences: La Chemie au Moyan Age, 1893"は錬金術の歴史に初めて科学的なメスを入れた画期的な研究であった。これは日本語には翻訳されていないが、同書の先駆をなす"Les origines de l'alchimie, 1885"は『錬金術の起源』(田中豊助・牧野文子共訳)として翻訳出版されている。ラーイが初めてベルトローを訪ねたのはこの書が出版された直後であろう。ベルトローの生涯を書いたブータリック著『ベルトロオの生涯』は日本では何と戦前の1943年に翻訳出版されている。

【14頁 『ヒンドゥー化学史』】
P. C. Ray, History of Chemistry in Ancient and Medieval India, Chowkhamba Krishnadas Academy, Varanasi, 2004.(reprint)

【14頁 ベルトロー訪問】
Ray, Life and Experiences of A Bengali Chemist, Vol. 1, pp.135 - 137.

【15-16頁 「マヌ法典や・・・」】
P. C. Ray, History of Chemistry in Ancient and Medieval India, Chowkhamba Krishnadas Academy, Varanasi, 1956, p.240.

【17頁 ラマヌジャンに関する本】
例えば以下がある。
本ライブラリーの既刊書である黒川信重著『オイラー、リーマン、ラマヌジャン』
藤原正彦著『心は孤独な数学者』
ロバート・カニーゲル著、田中靖夫訳『無限の天才~夭折の天才・ラマヌジャン』
藤原正彦著『天才の栄光と挫折‐数学者列伝』等。

【17頁 「ラマヌジャンの公式を見て私が感じるのは・・・」】
藤原正彦著『天才の栄光と挫折‐数学者列伝』、新潮選書、170頁。

【19頁 南インドの古代文明】
古くはチョーラ(前三世紀~後三世紀と九世紀~十三世紀の二つの王朝がある)、パラヴァ(三世紀~九世紀)、ホイサラ(十一世紀~十四世紀)等の諸王国があり、近代においても最後まで植民地化されなかったマイソール王国(十五世紀~二十世紀)があった。 グランド・アニカットの建造年代は西暦一世紀とも二世紀とも言われている。

【20頁 ロネイの『三角法』】
Solutions of the Examples in Loney's Plane Trigonometry by Loney, 1896.か?

【20頁 カーの『純粋数学の初等的結果要覧』】
A synopsis of elementary results in pure mathematics : containing, propositions, formulae, and methods of analysis, with abridged demonstrations / by G. S. Carr., 1886.

【アトレ・セルバーグの言及】
Alte Serberg, Collected Papers, Vol.1, pp. 695 - 701, Springer Verlag, 1989.

【27頁 東インド会社による近代科学技術の導入】
例えばラダナース・シクダール(Radhanath Sikdar, 1813 - 1870)は三角測量局の技術者としてインド政府におけるはじめての技術士官と言われる。エヴェレストの高さを測定したのも彼である。このあたりのことについては、次書を参照。
Zaheer Baber, The Science of Empire: Scientific Knowledge, Civilization, and Colonial Rule in India, State University of New York Press, 1996.
Dasgupta, p.23.

【27頁 印欧語族の発見】
風間喜代三、「言語学の誕生:比較言語学小史」、岩波新書、1978年、13頁。

【27頁、オランダ領ジャワでの動き】
本書執筆後に発見した次の本に詳しい記述があった。本書では「バタビア工芸科学協会」と訳したが、次書では「バタビア学芸協会」と訳されている。ちなみに、原語名は、Bataaviaasch Genootschap Voor Kunsten en Westenschappenである。
K・ファン・ベルケル、塚原東吾訳、「オランダ科学史」、朝倉書店、2000年、7章「植民地における自然科学」

【30頁 アブドゥス・サラムの問いかけ】
Salam, Abdus. 1989. “The Less-Developed World: How Can We Be Optimists?” In C.H. Lai and Azim Kidwai ed. Ideals and Realities, Singapore: World Scientific, p.5

【31頁 ナールリーカルによる古文書探索の話】
インド人天文学者によるインド科学史:Jayant V. Narlikar, The Scientific Edge: The Indian Scientists from Vedic to Modern Times, Penguin Books India, 2003, p. 41, pp.49-58を参照。かに座星雲の話は斉藤国治著『星の古記録』、岩波新書、88頁の訳文を使わせていただいた。

第2章 アジア初のノーベル賞受賞者 ラマン

【35‐36頁 ラマンの祖父と父】
Kameshwar C. Wali, Chandra: A Biography of S. Chandrasekhar, University of Chicago Press, pp. 40 - 44.

【36頁 自分に影響を与えた本】 
C. V. Raman, Books that have Influenced Me, G. A. Natesan & Co., Madras, 1947, p.21.

The Bulletin of the Indian Association for the Cultivation of Science.
C・V・ラマン著、深川俊男訳、自然を語る、南雲堂、1965年。

【46頁 米国外交官の公電】
A Pictorial Biography, p. 16, p.74.

【46頁 ラマセシャン「この祝電の送り主・・・」】
G. Venkataraman, Journey Into Light: Life and Science of C. V. Raman, Indian Academy of Science, 1988.(生誕百年記念としてインド科学アカデミーから出版されたラマン伝)

【46頁 塩の行進】
1930年にガンジーとその支持者が植民地政府による塩の専売に反対し、自由な製塩の為にグジャラート州アーメダバードから同州南部のダーンディー海岸までの約380kmを行進した抗議行動。行進は3月12日から4月6日まで続き、インド独立運動における重要な転換点となった。ダーンディー海岸に到着した翌朝、ガンジーは泥と塩の塊を掲げ、「これで私は大英帝国の土台を揺るがしたのだ」と言ったという。

【47頁 インド理科大学の歴史】
B. V. Subbarayappa, A Pursuit of Excellence: A History of the Indian Institute of Science, Tata McGraw-Hill Publishing Co. Ltd., 1992. (インド理科大学の公式史)

The Portrait of A Scientist – C. V. Raman, Indian Academy of Sciences, 1988, p. 29.

第3章 独立インドの主役たち

【55頁 バナールの観察】
J. D. Bernal, The Social Function of Science, p.204, 1939.(坂田昌一他共訳、科学の社会的機能、勁草書房、1981年)

【55‐57頁 ネルーの科学技術政策面でのリーダーシップ】
Sarvepalli Gopal, Jawaharlal Nehru: A Biography, Volume two: 1947 - 1956, Oxford University Press, 1979, pp. 306 - 307.

【57頁 ネルーの日印留学事情比較】
J. Nehru, The Glimpses of World History, Oxford University Press, 1934 – 35, p. 455.

【58‐59頁 インド工科大学の誕生】
IITカラクプール校のホームページ
http://www.iitkgp.ac.in/institute/history.php

【64頁 囲み記事:インドの得意な研究分野】
桑原輝隆、「論文分析に見るインドの科学技術」、文部科学省科学技術政策研究所主催『インドの注目すべき発展と科学技術政策との関係』セミナー報告書、2006年 8月
http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/mat127j/pdf/mat127j7.pdf

【67‐69頁 トリウム燃料サイクル】
バーバーによる第1回原子力平和利用国際会議の総括については、日本原子力学会編、トリウムサイクル、1980年、7頁。
トリウム・サイクルの長所についての以下の分析については次の論文を参考にした。
山脇道夫・山名元・宇根博信・福田幸朔、トリウム燃料サイクルの研究開発と動向、日本原子力学会誌147巻12号、14~33頁、2005年。

【71頁 チャンドラヤーンの打上成功】
朝日新聞、2008年10月20日付記事。

第4章 グローバルに活躍するインドの頭脳

【78頁 国際労働機関の推計】
Rupa Chandra and Niranjana Sreenivasan, India's experience with skilled migration, in Competing for Global Talent, ILO and International Institute for Labour Studies, p. 215, 2006.

【79頁 チャンドラセカールの著作】
『星の構造』、長田純一訳、講談社、1973年
『チャンドラセカールのプリンキピア講義』、中村誠太郎監訳、講談社、1998年
『真理と美』、豊田彰訳、法政大学出版局、1998年

【83頁 図14】
George Gamow, The birth and death of the sun: stellar evolution and subatomic energy, Viking Press, 1940. 【白井俊明訳、太陽の誕生と死、白揚社】

【88頁 『インサイドインテル』】
T・ジャクソン、渡辺了介他訳、インサイドインテル(下)、翔泳社、208頁、1997年。

【88頁 サンマイクロの話】
マーク・ホール/ジョン・バリー、「サンマイクロシステムズ:UNIXワークステーションを創った男たち」、アスキー出版局、1991(原著:Mark Hall & John Barry, SUNBURST: The Ascent of Sun Microsystems, 1990)

【90‐91頁 チャクラヴァルティ特許】
米国特許4,259,444号、"Microorganisms having multiple compatible degradative energy-generating plasmids and preparation thereof"

【92‐93頁 カーマーカー特許】
米国特許4,744,027号、"Method and apparatus for optimizing system operational parameters"

【100‐101頁 持続可能な農業】
F・H・キング著、杉本俊朗訳、『東アジア四千年の永続農業(上・下)』、農文協、2009年 (原著:Franklin King, Farmers of Forty Centuries, 1911. )
アルバート・ハワード著、保田茂監訳、『農業聖典』、日本有機農業研究会刊行、2003年 (原著: Cambridge University Engineering Department Examination Papers, Engineering Tripos: 1A, 1996, Mathematical Method. )

第5章 インドの教育について考えること

【105頁 ラマンの学術論文集】
Scientific Papers of C V Raman, Volume II Acoustics, p. xvi, Indian Academy of Sciences, Bangalore, 1988.

【107頁 ラマヌジャンの追想文集】
Ramanujan Memorial Number Vol. 2

【108頁 寺門伸「ドイツ語から見た世界」】
http://www.dokkyomed.ac.jp/dep-m/german/tjk105.html, accessed 2009/07/10.

【108頁 後藤敏文「伝統的インド古典学」】
後藤敏文、「伝統的インド古典学」、『論集I古典学の再構築』、中谷英明編、2003年3月、97~103頁。

【110頁 IIT受験生用の数学試験問題集】
M. L. Khanna and J. N. Sharma, I.I.T. Mathematics, Jai Prakash Nath Publications, 1995.

【110頁 IIT入試の過去問題】
http://www.iitjee.org/iit-question-papers/iit-papers.html

【110頁 図15】
Vidyalankar, IIT-JEE 2007 Sample Test Paper.(物理、化学、数学について10問づつあるが、ここでは紙面の都合上その一部を掲載した)

【110‐111頁 インド式インテリジェンス】
須田アルナローラ、「『インド式』インテリジェンス」、祥伝社、91~92頁、2009年2月。

【111頁 我が家の高校生の教科書】
井口洋夫・木下實著、「化学Ⅰ新訂版」、実教出版、平成18年。
兵頭俊夫他著、「高等学校物理Ⅰ」、三省堂、平成18年。

【112頁 川上正光先生の本】
川上正光、電子回路、共立出版、1995年。
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